ペンは剣よりも強し。

頭に浮かんだことを気ままに書いていきます。

ゲンジのULTを研究する

 どうも、ルージュ(@sk_Rouge)です。

 今回は僕の大好きなヒーロー、サイボーグ忍者ことゲンジお兄さんのアルティメットアビリティ(以下、ULT)「龍撃剣」についての記事です。

  TwitterYouTubeチャンネルなどのアイコンにしちゃう(過去の話)くらいには好きなので、この記事については特に頑張って書きます。気付いたことがあれば、随時、追加していきますので、こまめにこの記事をチェックしてみると良いかも知れません。

 はろさ~ん!! 見てますか~!? 見てないですか。そうですよね。すみません。

 それでは、よろしくお願いします。

 

 

ULTの性能・特徴

  お馴染みの絶叫と共に背中の刀を抜きます。ゲンジ自身の移動速度が33%上昇し、通常攻撃が剣による斬撃に変更されます。1回斬ると120ダメージを与えられる、割と広範囲への攻撃です。視界の端にいる敵にも当たります。発動中(6秒間)、手裏剣による攻撃は不可能になりますが、アビリティ(風斬り、木の葉返し)・2段ジャンプ・壁登りは全て使用可能のままです。また、ULT発動時に風斬りのクールタイムがリセットされ、再使用可能になることを覚えておきましょう。

 

発動時の注意点

 龍撃剣は非常にリスクの大きいULTであり、安易な発動は推奨できません。発動しても体力は回復しませんし、シールドやアーマーが付与されるという効果もありません。当然ながら斬撃は敵に近付かなければ当たりませんが、下手に接近して剣を振り回しているだけではキルは生まれませんし、むしろ返り討ちに遭ってしまう可能性もあります。事前に敵の位置を把握しておく必要があるでしょう。

 ちなみに、「DPSヒーローがULTを発動させたからには、一つでも多くのキルを生み出さなければならない」と考えている人もいるかも知れませんが、そんなことはありません。例えば敵ヒーラーがULTを発動させた場合、龍撃剣では敵をキルできませんが、他のULTが通るようになり、結果としてチームの勝利に繋がる時もあります。ただし、ULT以外のアビリティのみで無力化されてしまうことは避けねばなりません。要するに「ゲンジがULTを使ったからには、一つでもキルを取るか、敵チームにもULTを使わせろ」ということです。

 

ULTを使用すべきタイミング

 前述した通り、龍撃剣はリスクの大きいULTです。何も考えずに繰り出し、状況を好転させられるような性能はありません。ここでは、ULTの使用が推奨される(と思われる)タイミングを、いくつか紹介しておきます。

敵チームが当たってきた瞬間

 具体的には、何らかのイニシエートスキルを用いて、敵チームが一気に攻め上がって来る瞬間のことです。例えば、メイ・ザリア・D.VaなどのULTが放たれた時、風斬りでそれらの効果範囲外(なるべく高い所)に逃げ、そのままULTを発動させます。前線で戦闘が行われている間に、敵の後衛(DPSやサポート)を攻撃しましょう。乱戦になると敵の位置を把握するのに苦労しますが、そこは……頑張るしかないです。

敵ヒーラーULTの効果が終了した直後

 初心者にも分かりやすいチャンスタイムです。ただし、敵のヘルスは削れていない状況の方が多いので、油断しないようにしましょう。ULTを持っていそうな敵DPSを優先して狙うべきです。この場合は、木の葉返しの使用タイミングも重要になってくるでしょう。

敵DPSとのタイマンで絶対に勝ちたい時

 高所で孤立している敵DPS(ソルジャー76やマクリーなど)を襲撃し、しかし倒されそうになってしまった時には、ULTを使って強引にキルしてしまうのも一つの手です。ゲンジがULTを使えば敵チームは必ず警戒し、そのゲンジの動きを把握しようとするはずですから、前線で戦う味方の負担がいくらか軽減されるでしょう。そのまま敵ヒーラーをもキルできると、味方からの感謝が止まらなくなるかも知れません。まあ、本当はタイマンなんて挑まずに、高所には味方と一緒に行くべきなのですが。

 簡単にまとめてみましたが……他にも様々な要素と照らし合わせて、使用すべきタイミングを見極めなければなりません。そのために多くの経験を積む必要があるでしょう。何度も何度もULTを使っている内に、「ここで使ったらやられる」だとか、「これは間違いなく決まる」だとか、そういう判断が自ずと下せるようになるかと思われます。上手い人の動画を観てみるのも、上達への一歩となるかも知れません。私の動画は大して参考にならない(普段、ULTを使う時に何も考えていないから)と思うので、ここには掲載しませんが、興味がある方は探してみて下さい。

 

発動直前、発動後の動き方

 さて、ここからが本題です。意を決してULTを発動させてみたものの、大したダメージも出せずに終わってしまう、ということもあるでしょう。私も頻繁にやらかします。以下の文章を読むことで、そんな(私を含め)情けないゲンジが減ってくれると、筆者冥利に尽きます。

発動する直前

 大きく分けて3パターンの動き方があります。「風斬りを接近&攻撃に使ってから発動するパターン」と「風斬りを移動のみに使ってから発動するパターン」と「そもそも事前に風斬りを使わない(使えない)パターン」です。

 風斬りを接近&攻撃に使う場合、風斬り50+剣120+風斬り50=220 というダメージを約2秒の間に出せるので、ほとんどのDPSやヒーラーを確定で倒すことができます。このコンボでルシオを狙えば、ULTを使われる前に倒せることもありますが、サウンドウェーブで飛ばされて剣を空振りしてしまわないように注意しておきましょう。飛ばされてしまった時は、ターゲットを変更した方が良い場合もあります。無理にルシオを追わないようにしましょう。このゲームというか対人ゲーム全般において言えることですが、基本的に深追いは禁物です。退くことを覚えましょう。

 風斬りを移動のみに使う場合、上方に飛び、敵全体の位置を大まかに把握してから、ターゲットを選定し、攻撃します。飛び上がると、敵の意識が自分に集中します。ソルジャー76やマクリーなどがカウンターでULTを発動させたり、ロードホッグがフックを投げてきたり、アナがスリープダーツを撃ってきたり、敵チームは色々と対応策を実行に移してくるでしょう。そこで木の葉返しを使って上手く接近し、そのまま細切れにしてやるのです。

 これら2パターンの違いは、「ターゲットを選定するタイミング」がULTの発動より先か後か、という点です。私は気分で使い分けていますが、そういうプレイングは悪例です。もちろん例外もありますが、ULTの発動にはある程度の根拠が必要なはずですから。

 事前に風斬りを使わない場合もあります。ダイブ構成においては、まずウィンストン(もしくはD.Va)が敵チームの陣形の中に飛び込んで、それにゲンジやトレーサーなどが追随する、という攻め方が基本になると思います。その追随のタイミングで、ULTを発動させるのです。ウィンストンのバリアやD.VaのDMを活用しつつ、フォーカス先の敵ヒーローに火力を集中させ、瞬く間に倒し切ります。そのままお手頃な敵に接近し、敵陣を荒らしていきましょう。このような乱戦を制するには、より精密な空間把握能力が必要になります。

発動した後

 ここでは、ターゲットの選定の仕方を考えてみます。敵チームの編成を把握した上で、自分の中で大まかな優先順位を設定しておくと良いでしょう。

 例えば、敵チームの編成が「マクリー・D.Va・ロードホッグ・ラインハルト・ルシオゼニヤッタ」であると仮定します。「3タンク構成なのにヒーラーがルシオゼニヤッタなのは変だ」という意見は、CS版では普通のことなので、ここでは無視します。また、敵ヒーラーはULTを使わないという前提条件も追加しておきます。まず、ゲンジの動きを簡単に止められるULTやアビリティを持つヒーローは、優先して倒しておきたいはずです。この場合だと、マクリー(フラッシュバン)やロードホッグ(チェインフックまたはホールホッグ)、そしてラインハルト(アースシャター)でしょう。しかし、最初から耐久力の高いロードホッグやラインハルトを狙うのは非効率です。となると、最初に狙うべき敵ヒーローはマクリーだと考えられます。首尾良くマクリーを倒した後は、そのまま近くの敵ヒーローを攻撃するか、風斬りを使って離れた場所にいる敵ヒーロー(タンク以外が望ましい)を狙うと良いでしょう。

 割と現実的な例を紹介したつもりですが、他にもたくさんの状況に直面することを考えると、これも多くの経験を積む必要があるとしか言えません。どのヒーローが倒しやすく、どのヒーローが倒しにくいのか、他人の言葉やプレイングからではなく、自分の身体で覚えることが大切です。身も蓋もないことを書きますが、土壇場で信じられるのは自分の経験だけだと思います。

 

総括・所感

 ここまで書いておいてアレですが、正直1キルでも取れれば充分だと思います。ただし、使用後にデスしないことが大切です。自分がデスしてしまうと、せっかく作り出した人数差が無駄になる(もしくは人数差が生まれる)からです。ULTの使い所を見誤らず、落ち着いてキルを取れる有能なゲンジを目指し、精進していきましょう。私も頑張ります。

 今回は苦情は受け付けません!

 

 読了、ありがとうございました。