カプ・ブルル 単体紹介 - どんなポケモン?
こんにちは。今日は頑張ってポケモンの記事を書いてみます。
最近はカプ・ブルルというポケモンにハマっているので、自分なりに特徴を紹介したい所存です。
この記事を読んでいただいた皆さんにカプ・ブルルの魅力を伝えられるように頑張ります。
カプ・ブルルの基礎データ
蹄のような部分があります。見た目は牛がモチーフなのかな?
性格・行動など
無用な戦いをしたり、他のポケモンたちを驚かせたりすることを好まないようです。そのため、移動するときは尻尾から大きな音を鳴らし、周りに自分がいることを伝えるのです。また、守り神と呼ばれていますが、敵とみなした者は徹底的に叩き潰す激しさを持っています。
バトル関連のデータ
タイプ:
種族値:70-130-115-85-95-75 (計570)
特 性:グラスメイカー(場に出た時、フィールドがグラスフィールドになる)
※グラスフィールドの効果について(地面にいるポケモンにのみ効果があります)
- 草技の威力が1.5倍に上がります。
- HPが毎ターン少しずつ(最大HPの1/16)回復します。
- じしん・マグニチュード・じならしの技で受けるダメージが1/2になります。
PGLより、特性以外の各データを画像にまとめてみました。特性は一つしかないので割愛。
2018/5/8現在、ブルル自体の使用率順位は50位です。
ほとんどのブルルが意地っ張りな性格で、ウッドホーンを覚えています。
対面 有利or不利 アイコン表
有利対面
不利対面
草技が半減されやすいせいでタイプ相性的な有利or不利が分かりやすいため、扱いはそんなに難しくないでしょう。
技候補と選び方
有用な技について、いくつか特徴をまとめます。
じゃれつくを覚えないのが痛すぎる……。
攻撃技
最大火力の一致技。半減されやすいのが玉に瑕。また、反動が痛いのも辛い点ですが、サイクル戦にて圧力をかけるためには外せない技です。
ウドハンと比較すると火力が大きく落ちる代わりに、相手への与ダメの半分だけ自分のHPを回復できる技。ウドハンとの両採用もアリ。相手に応じてウドハンと撃ち分けて、オーバーキルを防いだり場持ちを良くしたりできます。環境にいる9割のブルルが、この技を採用しています。
- 岩石封じ
岩技その①です。タイマン性能が上がります。後続のサポートにも。後ろから出てくる炎や飛行に刺さりますが、威力は控えめです。命中は高めで、ほとんど外れません。
岩技その②です。威力が高く、急所も狙いやすいため、抜群相手になら大ダメージが期待できます。
- 馬鹿力
撃ち逃げ向きの格闘技。後出しされる鋼への打点になります。積み技との相性が悪いです。鉢巻を巻かない限りはこの技ではなく自然の怒りを採用した方がいいと私は思っていますが、刺さる時はとことん刺さる技です。
- 自然の怒り
現在HPを半減させる技。この技とZウドハンを叩き込むことで、A177以上ならH振りギルガルドを倒すことも可能になります。交代読みでとりあえず放てる技ですが、たまに外れます。残り一枠などで困ったら、この技を採用しておきましょう。
変化技
- 宿り木の種
削りと回復を同時に行える優秀な変化技。たまに外れます。草タイプが後出しされることは多々ある(キノガッサ以外なら)ので、交代読みの際は気を付けましょう。
高速回復技です。長期的サイクルを見据えるなら。
- ビルドアップ
AとBを同時に上昇させられます。場持ちを良くするウッドホーンと好相性です。
- 剣の舞
Zと組み合わせると凄まじい火力を期待できますが、全抜きを狙うにはSが圧倒的に足りていないため、死に出しされる高速ATに止められがちです。対面した耐久型をどうしても突破したい際に役立ちます。
- 挑発
相手の補助技対策に。Sが低いので、相手のエースの積み技を封じるためではなく、起点作りポケモンによる役割遂行を阻止するための技になりがちです。
- 守る
宿り木の種やGFによる回復のためのターン稼ぎに使えます。
- 身代わり
状態異常の回避、交代読みの際に刺さります。やどみがコンボにも。積み技との組み合わせに用いるには技スぺがキツいかも知れません。
- リフレクター・光の壁
初手に出して壁を貼るにはSが低めなので向いていないかも知れませんが、相手もそう思うはずなので意表を突ける可能性が高いです。後出しされる相手から考えて、リフレクターの方が優先度は高め。
持ち物について
当然ですが、持たせる道具によって性能が大きく変わってきます。組ませるポケモンとの相性を考えて、持ち物を選びましょう。ブルルドラン(ドヒド)などの受け回しサイクル構築を組むなら、残飯や回復きのみを持たせるのがベター。でも、そういったサイクル構築の中で、あえて鉢巻を巻いて意表を突いてみるのもアリかも?
- 拘り鉢巻(HAベース)
いわゆる陽キャブルル。半減程度の受け出しになら、痛烈なダメージを与えられます。A特化GF上ウドハンの指数は81000という恐ろしい火力。短期決戦を望むなら。草や岩の一貫を作ってしまえば、簡単に相手のサイクルを崩壊させられるでしょう。
- 突撃チョッキ(HAD調整)
変化技が使えなくなる(デメリットとして大きめかも?)代わりに、特殊AT相手への受け出し性能が高まり、対カプ枠としての色が濃くなります。自分はあまり使ったことがないので、大して書けることがないのが残念です。
- 草Z(HAベース)
瞬間火力を重視した持ち物です。また、ウドハンを無反動で撃つことができ、変化技の採用も可能です。この点が大きいと考える人も多いでしょう。A特化Zウドハンの指数は85550と、わずかに鉢巻ウドハンを上回りますが、これは一度きりの攻撃となります。その代わり、補助技も気軽に使わせやすいです。
- カプZ
現在HPを1/4まで削る技。役割破壊に向いており、交代読みでも刺さりやすいです。有利対面を作ってとりあえずぶっ放しておけば、かなりの痛手を与えられるでしょう。
- 食べ残し、1/2回復きのみ(HADS調整)
これらの道具を持たせると、陰キャブルルなどと呼ばれることも。HPを回復し、確定数をズラしたり、場持ちを良くするための道具。長期的なサイクル戦向きですね。宿り木の種やGFの回復と併せて、なかなかの耐久力を見せてくれます。
他にも候補はあるでしょうが、今回はメジャーな物だけを紹介しておきました。
S調整の意義と具体的なライン
ブルルのS種族値は75であり、鈍足寄りと言えますね。カプ系の中では最鈍のため、努力値を振らなければ確実にフィールドを取れます。
- S139(最速)
最速70族まで抜けます。また、スカーフを巻くことで最速135族まで抜けます。ここまで素早さを高めてやれば、確実に相手の意表を突けるでしょう。
- S127(準速)
最速61族(バンギ、カグヤなど)まで抜けます。バンギに関してはメガでなければ舞われても後出しから勝てるし、カグヤには上を取れてても勝てないので、この調整はメリットが薄いかも。
- S108(100振り)
無振りFCロトムや12振り85族抜き。耐久型のWロトムを上から一撃で倒せる可能性がある代わりに、レヒレにフィールドを奪われてしまう恐れがあります。まあSに振っていないロトムは出てこないでしょうから、A特化鉢巻ウドハンで耐久型のレヒレを吹き飛ばしたい時だけ役に立ちます。つまりこの調整もイマイチです。
- S104(68振り)
これはオススメの調整です。無振り85族(つまりレヒレ)に抜かれているため、相手がSを妥協していない限りは絶対にフィールドを確保できます。大抵の耐久型より速いので、上から何らかの行動を選べます。また、岩石封じ一回で最速90族と同速になるため、霊獣ランドの最速判定を行えて、ついでに準速100族も抜いておけます。
- S95(無振り)
特に説明することはありません。火力も耐久もギリギリになることが多いので、ぶっちゃけSに振らなくても問題なし。
そもそもSに振るメリットがあんまりないタイプのポケモンかも。調整はお好みで。
相性のいいポケモン
タイプの相性補完に優れています。受け回しのサイクル向き。GFによる耐久力強化が素晴らしい。
これらのポケモンを受けに来る水/妖のポケモンに、ブルルが強く出られます。また、地震のダメージを半減したり、GFで回復したり、そういったサポートによって積む機会を作ることもできるかも知れません。
舞えていない状態だと全てのカプに弱いので、それらに有利なブルルとは好相性。補完も取れています。
パッと浮かんだポケモンを並べておきました。他にもたくさんいるでしょう。
総評
圧倒的な対カプ性能が魅力のポケモンです。
トリル下でのエース、生半可な受け出しを許さない超火力によるサイクル崩壊、味方エースの補助(GFでの回復や地面技ダメ半減)など、役割の色が特徴的でハッキリしているため、きちんと一つの役割に特化させてやれば確実に何らかの仕事をしてくれます。
中堅寄りと認識されていそうですが、本当に良いポケモンだと思います。皆さんも使ってみて下さい。
はい、草Zポーズ!
じゃあ、そういうことで。